既存のブロックの上に1×4(ワンバイフォー)でウッドフェンスをDIYで簡単に設置しました。支柱を単管で作ったのでかなり丈夫でしかも安上がりです。大体幅3m、高さ1mほどの目隠し用ボーダーフェンスですが、全部で1万円ちょっとでできたと思います。作り方などを御覧ください。
🌟完成から4ヶ月後の様子をレポートしました。よろしかったらご覧ください。
🌟注.使用する単管について
単管には1.8mm厚の高張力鋼のものと2.4mm厚の一般鋼のものとがあります。動画で用いた単管は2.4mm厚です。1.8mm厚の単管は固いのでドリルねじは打ち込みにくいです。
🌟かなり多くの方々から危険な施工であるというご指摘をいただいております。確かにブロックにアンカーで固定するということはあまり強度を期待できないし、ちょっと危険だと思います。しかし、それがどうした?とも思います。中には寿永小学校のブロック塀を引き合いに出してそれと同じように危険だという人もいらっしゃいます。しかしそれは違います。断じて否。何が良くて何が悪いのか、自分でやってみて自分の素手で感じて自分の頭で考えることが大事だと思っています。そんなことより、もっと危険なものがあります。同調圧力を利用した思考停止ほど危険なものはありません。
🌟2,019年7月15日
動画で、単管にステンレスのドリルねじを打っていますが異なる金属間の電食作用があるとのご指摘のコメントをいただきました。これについてのレポートなどを下記動画で述べておりますのでよろしかったらご覧ください。
テストピースも作りました。
🌟2019年8月5日 ブロックの強度に問題があり、危険な施工であるというコメントを複数頂いております。台風や地震や経年劣化で崩壊するということなのですがどうでしょうか。今後も様子を観察して壊れるなどしたら包み隠さず正直にコメント欄でレポートしたいと思います。これは友人の家のフェンスで、毎日のように前を通りますのでそのたびにぐらつきなどを確認しておりますが今のところ全く大丈夫です。1ヶ月ではわからないのかも知れませんが私はこのフェンスが危険なものには見えません。しかし、視聴者の皆さまが再現される場合は、できるだけコメント欄のご意見にも目を通していただき、ご自身で良し悪しをご判断頂きますようお願い申し上げます。
🌟2019年8月15日に台風10号の強風圏に12時間以上入りましたが特に問題ありませんでした。暴風圏にも数時間入ったと思います。このフェンスは敷地の北側にあります。主に南風だったので家が風よけになってフェンスに風があまり直撃しなかったということもありますが、ある程度の風には耐えるという印象を持ちました。
🌟2019年11月9日 完成から4ヶ月後の様子をレポートしました。よろしかったらご覧ください。
🌟2021年3月16日
施工後1年4ヶ月経ちますが、錆やがたつきなどは一切なく完成時と同じ状態です。何かあれば引き続き正直にレポートします。
すでに2段のブロックが積んであってその後ろが垣根になっているんですがこの垣根をやめてブロックの上に直接フェンスを立てます。材料は1バイ4を10本ほどと単管1本、あとは小物ですが単管の固定ベースとM10のグリップアンカーとボルトとステンレスのドリルねじです。5×35mmです。先がドリルになっていて、下穴無しで鉄に打てます。これがすごい便利です。これで板を単管に固定します。木にめり込むといけないので頭のできるだけ大きいものを選びました。あとは錆止め塗料、木部塗料です。
まず、柱の高さに単管を切ります。グラインダーで切ります。単管の規格としては1.8mmと2.4mmがあります。1.8mmは高張力鋼なのでドリルねじは打ちにくいと思います。この動画の単管は2.4mmの方です。
ステンレスのドリルねじはちょっと押す力を強めに加えれば簡単に打ち込めました。
固定ベースをブロックの上にアンカーで固定しますが、10cm幅のブロックなのではみ出します。それで、はみ出す部分を切り落とします。両方の角を切り落とせば、ブロックの上にうまく収まると思います。
単管と固定ベースをM10のボルトで接続します。単管にステップドリルで穴を開けます。貫通させずに片方だけで止めます。ボルトを締めて単管と固定ベースを確実につなぎます。結構丈夫に接続できました。切り口は亜鉛メッキがなくなってるので錆止めをかけておきます。
1バイ4をフェンスの幅に切ります。丸鋸で切ります。塗料を塗ります。水性なので、すぐ乾きました。
ブロックの目地などにクラック(ひび割れ)が入っていたので見た目だけでもセメントのノロで補修しておきました。ノロというのはセメントに何も混ぜず水だけ加えた粘土みたいなものです。
支柱が鉛直であることを確認して、穴を開ける位置にタガネで印をつけます。動画では14.5mmのコンクリートドリル
で穴を開けていますが、これの前に5mmぐらいの細いドリルで下穴を開けてからやりました。そうしないでいきなり太いドリルを使うと穴がずれやすいです。穴に溜まった粉を水で洗い流します。
アンカーを差し込み、ボルトを手で少しねじ込んでハンマーで打ち込みます。ボルトは曲がることがあるので実際に使うボルトとは別に打ち込み用として犠牲にするつもりで余分を用意したほうがいいです。支柱をM10のボルトでしっかりと固定します。ただし、あんまり必死で締めすぎるとアンカーが抜けるのでそこは程々にしっかり固定しますけど、力加減は難しいです。あんまりしつこくやると抜けます。もしやりすぎたらベースとブロックの間に何か木とかを挟んでベースを少し浮かせた状態でボルトを締めたらアンカーが抜けるんでもう一度穴をもっと深くまで掘って
新しくアンカーを打ち込み直して長めのボルトでやり直します。
支柱が立ったら、ドリルねじで板を固定します。一番下は、固定ベースもあるので、打ち込めないかも知れないと思いましたが、
結構あっさりできました。これができるんやったら予め固定ベースと支柱をM10のボルトでくっつけとく必要もなかったと思います。ドリルねじはなかなかたいしたもんです。後はひたすらドリルねじで板を止めていくだけです。
#フェンス#DIY#単管