もみ殻で畑の水はけを改善。水はけの悪い畑で農家はユンボなどを使って深く溝を掘り、もみ殻やパイプなどを使うようです。個人の小さな畑ではユンボなどありませんのでシャベルでできる深さに溝を掘り、もみ殻を10～15㎝の厚さに敷いて土を被せます。ほぼ無料でできる経済的で確かな効果のある水はけ改善対策です。
深さが浅いので複数の溝を掘れば深い溝に負けない暗渠になります。畑の土に余分な水分が溝に流れ、隙間がいっぱいあるもみ殻層に溜まります。もみ殻は土に戻るまでに5年、10年かかるそうなので、一度もみ殻暗渠をつくれば5年、10年は水はけ対策は不要です。
雨のあと畑に水たまりができてなかなか水がひかないようでしたら、畝の水分も過剰になっています。畝とうねの間の通路は野菜を植えない場所ですからここに溝を掘ってもみ殻を敷いてみてください。溝と籾殻が水を集めて畑の余分な水を吸収します。
籾殻暗渠の利点は升もセメントもパイプも不要です、シャベルと籾殻だけです。もみ殻はコイン精米所で無料でもらえるところが多いですね、なのでほぼ無料で排水効果の高い暗渠が自分で作れます。暗渠と言えば大がかりに思えますが溝に籾殻を入れるだけです。農園や畑だけでなく水たまりができやすい庭でも、籾殻排水溝は効果的です。
もみ殻は畝に撒いて畑をフカフカにしますが、地中に埋めて畑の排水能力を上げてもくれます。最終的に腐熟して畑の栄養にもなりますのでもみ殻暗渠をお勧めします
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