▼中編
▼後編
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【草木自然楽講座】
長年探究してきた身体(ダンス)に関する
ワークショップをベースに、
自然界、植物達の望む方向へ
身体性をシフトしていく試みを提案。
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【メッセージ】
「心が大事」「心の時代」と言われ続けてきて、
身体は単に心の入れ物的な存在として
脇におかれてきたように感じます。
心の動きは一日中気にはできても、
内臓の働きは知覚できないことも一因ではあるでしょう。
そもそも私達は、
自分の身体に刻々と起きていることを
ほとんど知らないのです。自分の、なのに。
心は文字の発生とともに生じてきた、
と考える研究者がたくさんいます。
では身体はというと、心の発生のそのはるか昔、
生命数億年の情報をもその内に宿しています。
身体の知覚できない奥のほうには、
魚だった時代の遺伝情報すら眠っているのでしょう。
人以前まで遡る膨大な情報がこの小さな身体の奥で、
見向きもされないまま、
静かに脈打っていることを想像してみます。
肥大し過ぎた心の奥で、
滔々と流れてきた生命の水脈に改めて
触れていく方法を探っていきたいと思っているのです。
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■香春(かわら)
福岡県出身
大学のインド哲学科を中退し舞踏の門をたたく。
田中泯主宰のダンスグループに参加し、
国内外での数多くの舞台を経験した後、
太古の芸能の姿を求めて
河原、森、神社等、自然を舞台に1人で踊り始める。
並行して庭師となり、
植物世界の神秘と深みに惹かれていく。
庭仕事と踊りは次第にひとつのことになり、
「植物ダンス」という
夢想の世界を講座や公演で展開。
現在、埼玉県越生町の
自然豊かな地で「草木自然楽講座」を開催中。
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