0円雑草堆肥つくり。今年3月の雑草野積み堆肥は畑の空いたスペースで雑草と土と米ぬかを交互に積みあげました。今回はその場所で野菜を作るための平積みと穴掘り雑草堆肥の作り方です。例によって雑草と米糠と水だけの材料0円、途中で切り返しなし、手間いらずで堆肥ができます。
穴掘り雑草堆肥は畝の形の穴を20~30㎝ぐらいの深さに掘って雑草を投入します。軽く踏みつけて米ぬかをまぶしていき、水を掛けてください。水撒きが終えたら土をかぶせて元の深さに戻しておきます。1メートルか2メートルぐらいの畝にはこの穴埋め堆肥がいい。平積み雑草堆肥は、3メートル5メートルの畝になると穴掘りだけで疲れますので畝の上でたい肥にしましょう。雑草堆肥の材料になる雑草が集まったら、次のシーズンに使いたい畝の上に置いて十日ほど乾燥させます。米ぬかを薄く振りかけて水を撒きます。米ぬかはうっすら雪が積もったくらいのイメージ、水は1㎡2ℓ程度が目安です。米ぬかと水撒きが終わったら余分な水が入らないようにブールーシーとなどでカバーしておくだけ。
平積み、穴掘り雑草堆肥を作る場合、いずれも、米ぬかと同時にコーランネオ、ぼかし肥料などを加えても構いませんが、米ぬかだけでも微生物が爆増しますので必ずしも必要ではありません。夏場で3か月、冬場で半年もすれば雑草の養分豊かな、窒素比率の高い、微生物の豊富な堆肥になっています。