ソラマメの育て方(種まきから収穫まで)を約23分の動画で野菜栽培士が分かりやすく解説します。種まきからプランターや用土の選び方、水やり、追肥など、収穫までの流れを短時間で掴むことができます。お時間のない方におすすめです。
ソラマメ栽培の裏技(実がつくメカニズムやあっと驚く裏技を伝授)
公式サイトでもソラマメの育て方を詳しく解説しています。動画を見ながらテキストを見るとより理解が深まります。
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【目次】
0:00 オープニング
0:15 ソラマメ栽培の特徴
2:12 プランターと土作り
6:29 種まき
9:17 間引き
10:06 苗の植え付け
12:40 土寄せ(まし土)
13:08 支柱立て
14:02 摘芯
14:45 整枝と摘葉
15:20 水やり
16:59 追肥
18:51 収穫
19:55 病害と害虫対策
動画の内容
ソラマメの育て方
ソラマメは秋が植え付け適期です。日当たりと水はけの良い土壌に種を深さ1cmでまきます。春になって草丈が60cmを超えたら先端を摘み取りましょう。管理作業は、支柱立て・摘心・水やり・追肥などで収穫までは約6か月です。
栽培時期
品種や栽培地の環境にもよりますが、種まき適期は10月~11月で苗の植え付けは11月以降です。寒地では春まきもでき、2月上旬~3月です。収穫適期は種まきから5~6か月です。
育てやすい品種
育てやすい品種には「一寸ソラマメ」「伊豆早生」「河内一寸」「打越一寸」などで、秋まき・春まき・早生・晩生などがあり、地域の風土や気候にあった品種を選びましょう。
栽培前に準備しておくこと
ソラマメの栽培を始める前にしておくことは、「道具と栽培用土の準備」栽培地の「土作り」「畝作り」などです。
プランターの選び方
ソラマメ栽培で利用するプランターサイズは大型サイズ(60㎝以上)で、深底タイプです。10号程度の深型の植木鉢でも栽培できます。
ソラマメの株間は約15㎝なので、大型サイズのプランターなら2~3株程度は栽培が可能です。実の数が減ったり病害が発生しやすくなるので密植に注意しましょう。
用土の種類
ソラマメの栽培用土は市販の培養土を利用すると袋から空けてすぐに使えて便利です。
露地栽培の土作りと畝作り
畑(菜園)でソラマメを育てるときは、植え付けの2週間前までに酸度調整を終わらせておきましょう。
種まき
ソラマメは畑に直接種をまく「直まき」とポリポットに種をまく「ポットまき」ができます。
苗の間引き
間引きはタイミングよく行いましょう。間引きが早いと途中で苗がだめになったときに種をまき直すことになり、間引きが遅すぎると他の苗の根が絡まって残す苗を傷めてしまいます。
苗の植え付け
エダマメ栽培に慣れていない方や種から育てるのが難しいと感じる方は苗から育ててみましょう。苗から植え付けると収穫まで簡単に辿り着けます。
支柱立て
幼苗期は風の影響を受けやすいため短めの仮支柱を立てておき、草丈が60㎝ほどになったら周囲を紐で囲って株が倒れないように対策しましょう。
土寄せ
苗の生育が盛んになる時期に、露出した根に太陽光が直接当たると株の生育を弱める原因になります。
間引きや追肥のタイミングで株周辺の用土の表面を軽く耕して株元に土を寄せておきましょう。
プランターの場合は水やりで用土が減りやすいので、定期的に用土を足しておきます。
整枝と摘心
春になって草丈が40~50㎝ほどになったら光量不足にならないように不要な側枝はすべて整枝してしまいましょう。日当たりをよくすることで収穫量が増えます。
水やり
ソラマメは種まき後と苗の植え付け後はたっぷりと水を与えます・冬季も水やりは必要で量は少なめにしましょう。春以降になって生育が盛んになったら徐々に水量を増やしていきます。
追肥
ソラマメは初期は元肥で育てますが、2月になったら1回目の追肥を施して、それ以降は収穫まで2週間に1度のタイミングで追肥を行いましょう。
収穫
ソラマメの収穫適期は開花してから約35~40日が目安です。空を見上げていた莢がふくらみ重みで下を向いて莢の背筋が黒くなってきたら収穫適期です。美味しい適期が短いので頃合いを逃さないようにしましょう。
病害対策
ソラマメが掛かりやすい病害は、モザイク病・褐斑病・赤色斑点病があります。病害が発生したら早めに対策しましょう。
害虫対策
ソラマメに集まる害虫は「アブラムシ類」「ハモグリバエ類」「ヨトウムシ」「コガネムシ」「カメムシ」などです。