コンプレッサーとディレイの組み合わせ。前々々回のOrange SqueezerコピーのORANGE Comp、前々回のMXR ダイナコンプ、そして前回のグヤトーンDriving Boxコンプレッサーに続いて今回はKeeley Compressorです。
ROSSのコンプレッサーを元にKeeleyがさらにローノイズにこだわって設計したと言われてます。発売当時はかなり高額でしたが、円高(80円台/ドル)の時にチャーンス!と思って直接Keeleyから購入しました。
交互にON/OFFしています。サウンドはダイナコンプに似ていて、それよりも少し低域が出ています。S(SENSITIVITY)を3~7だと、たしかにノイズはDynaCompなどに比べて少ないです。最大にすると当然ですがノイズが目立ってきます。今回はノーマルとの違いがわかりやすいようにSを最大にしています。
今回もON/OFFでの波形の違いがわかるようにDAWの画面もインサートしてみました。
波形で見るとノーマルでは減衰時に波形の太さがすぐに細くなっていきますが、コンプONでは一定の太さで継続しているのがわかると思います。ピッキング時のアタックをつぶして音量を下げ、音の減衰時はつぶしたレベルを保つように増幅する。この仕組みでギターの音が伸びているように聞こえるんです。
コンプとディレイの組み合わせって、色気があってマイナー系の曲によく合うんですよね。この曲も同年代の名曲、ハイ・ファイ・セットの「スカイレストラン」です。
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Guitar:Steinberger Synapse SS-2F
Amp:PEAVEY ENVOY 110
Compressor:Keeley Compressor
Delay:MAD PROFESSOR Deep Blue Delay
DAW:Acid Pro 10
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#コンプレッサー #Keeley #違い