今年は稲刈りと乾燥調製作業の面積が弊社分と請負分を合わせて22haほどになり、稲刈りの最終日が9月26日、それの調製から出荷までの最終日が9月29日と、9月末ギリギリまでかかり、間もなく大根の収穫が10月2日からスタートしたので、それらに係る片付けと段取りを限られた時間で行うのでゆっくりする間もなく進んでいきました。。
ちなみに、米関係は圃場からの籾運搬だけは集落の方に1人だけ手伝ってもらってますが、それ以外のことは全て1人で行っています。
10月8日は大根の収穫が始まって最初の週末土曜日は収穫休みと重なりちょうど朝から大雨だったので、もみ殻堆肥の仕込みには最適な日で、ロータリー除雪機を取り付けたトラクターでもみ殻堆肥の仕込みを行いました。
仕込み前には夏ごろからきのこの菌床廃材を4tトラックで何台ももらっていたので、それがものすごく良質な有機肥料の素材で、今年のもみ殻堆肥は今までより更に品質が良い堆肥になるはずです。
切り返しは水分や菌床廃材が均一にムラなく混ざるように左右に何度も送りながら行うので、この堆肥盤に積んである4ha分のもみ殻を切り返すにも4時間くらいはかかる作業です。
大根の圃場は、何十年も毎年連作している圃場が何枚もあり、土の団粒構造が崩れ雨が降った後はクラスト化が生じ大根栽培に悪影響が出ていると数年前から感じていたのと、収穫時には大根に泥がひどくこびり付いているので泥を拭うのも非常に手間がかかるし、そこでケイ酸質の腐食が増えればそれらが回避できるのではと思いもみ殻堆肥を投入しようと考えています。
大根の収穫後はこれまでも緑肥を育て鋤き込んできましたが、それでは腐食が足りず団粒化しないのかなとも思っています。
毎年、色々な問題点が出て来たり、問題点が生じなくても何か改善点があるのではと常に考えているので進化し続ける気持ちが大事かなと思います。