これからの時期、「除雪機」を使う方も多いのではないでしょうか。
しかし、間違った使い方が原因で毎年、死亡事故も起きています。
除雪機を使う際は十分注意が必要です。
雪かきのわずらわしさもなんのその。除雪機は冬の強い味方です。しかし、使い方を間違えると…。
大事故に巻き込まれ、最悪、命を落としてしまうケースもあるといいます。
これから本格的な雪のシーズンを迎える北海道。事故を起こさないために気をつけるポイントとは?
除雪機の利用者:「めちゃくちゃ楽です」
除雪機は、便利な一方で間違った使い方をすると死亡事故にもつながります。
中には、大人が使って、子どもが巻き込まれてしまったケースもあるといいます。
気を付けるポイントとは?
「安全機能が生死の分かれ目」
多くの除雪機には安全装置レバーがついています。手を離すと自動的に動きが止まる便利な機能ですが、レバーを握らずに、固定した状態で使っているケースもあるといいます。
雪に足をとられて転倒してしまうと…
安全機能が効かずに除雪機の下敷きに。これが除雪機事故の最も多いケースとなっています。
安全機能は絶対に解除しないようにしましょう。
「排雪口に注意」
雪の状態によっては排雪口が詰まりがちになります。雪を取り除こうと手を入れてしまうと…。
手が巻き込まれ、切断されてしまいました。雪が詰まった場合はエンジンを切って雪かき棒を使うようにしましょう。
実際に除雪機の利用者も。
除雪機の利用者:「詰まっちゃうんですよね。その時にエンジンをかけたまま手を突っ込むとやっぱり危ない。何かやる時はエンジンを切る」
便利な一方で、凶器にもなりうる除雪機。これから本格的な雪の季節を迎えますが除雪機を使う際は十分ご注意ください。
事故の画像動画は、製品評価技術基盤機構(NITE)提供