不動圧縮ありジャンク 新ダイワ草刈機修理

不動圧縮ありジャンク 新ダイワ草刈機修理

ヤフオクで落札した新ダイワ草刈機R24(圧縮あり不動ジャンク)の修理を行いました。
修理の段階で、この草刈機のキャブは私が初めて見るキャブでした。
まず最初に、プライマーはどこにあるのかわかりませんでした。
よくよく見ている間に、燃料ホースのところにスポイト状のふくらみがあることがわかりました。
結局、これがプライマーであることがわかりました。
このプライマーですが、触った感じは硬くてとても常人の指の力では容易に押せないほど硬くなっていました。
これが上手く動作しなかったために燃料が吸いあがらなかったということがわかりました。
そして、キャブの底部(ダイヤフラムがついている底部外側)についている赤い色のレバー(ボタン)が何なのかわかりませんでした。
プライマー付きの燃料ホース新品を購入して、燃料吸い上げ操作をして初めてわかったのですが、ポンプ操作をすると、キャブ内の圧力が高くなっているにもかかわらず、オーバーフローした燃料が抜けない。
で、このレバーを操作してみたら、燃料が噴出しました。
それで「あ、このレバーは、オーバーフローした燃料をキャブ外に抜くための物だったんだ」とわかりました。
なので、このレバーを押しながらプライマーをペコペコして、燃料が吐き出されたら準備完了。
後はリコイルを引けばエンジンがかかるということがわかりました。
そんなこんなで、初めて見るキャブに最初は戸惑いましたが、何とかスムーズにエンジンがかかるようになり、吹け上りもとても調子よくなりました。
最後に、この草刈機は、見た目よりかなり古いものであるということがわかりました。
ワルボロ製のダイヤフラム式キャブ等であれば比較的簡単に修理ができるのに、この機械は面倒な仕組みになっていました。(燃料吸い上げ方法が複雑)
なので、この草刈り機は、フロート式キャブからダイヤフラム式キャブへの移行期に作られた物なのではないかと思いました。(フロート式は、燃料タンクがエンジンの上、ダイヤフラム式は燃料タンクがエンジンの下)

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