耕運機選びで絶対にしてはならないこと、それは、何となくホームセンターや農協で売っているものから、手ごろな大きさのものを選ぶこと。そして怖いことに、失敗耕運機を選んでも、他と比較したことが無いから不便に気が付かない。私も沢山失敗してきました。5台所有してようやく満足できる耕運機と出会ったのですが、なんと30年以上前の中古耕運機 MRV3がベストマッチでした。ちなみに失敗履歴ですが、ホンダプチな(馬力不足、硬い土では耕うん不能)、こまめF110(キャブOHにあらゆる部分の分解必要。耕うん軸が弱く、硬い土を耕すとガタが早期に現れる)、こまめF220(草がからむ、ベアリングのシールが弱い、バックできない、耕うん軸のピン穴が負荷で広がり、変形して分解交換できなくなる)三菱MM27(自力で移動できない車軸ロータなのに、重すぎて畑以外での移動が困難)、全機種、ハンドルが邪魔をして小回りが困難でした。MRV3は、これらの不便な点をすべて満足させてくれました。フロントロータで足を巻き込むリスク無し。いざとなったらリアロータに一瞬でコンバートできる点、ハンドルを耕うん中も自在に回して狭いところの取り回しが良好。樹脂パーツが無いので100年でも持ちそうな構造。耕うん軸も力がかかるところは、ピン接合でなく、コストがかかったスプラインでの勘合なので、いくら使っても変形せず、分解もとても簡単にできます。力が加わる所が、広い面で受け持つ設計となっていて、あらゆる所で見られます。その他、数えたら良いところが14個もあったので動画にしてみました。ヤフオク中古で2万円台から手に入る上、現行機種もあり、しかも安いので小型耕運機を所有したい方に強くオススメします。