新ダイワ草刈機R2401-sエンジン部、クラッチ部点検と異常な油状汚れ
前回のギヤケース(ギヤヘッド)の点検に続き、今回はエンジン部とクラッチ部の点検を行いました。
点検する過程で、クラッチ部等で異常な油状の汚れがあることがわかりました。
通常は考えられない汚れ具合だったので、なぜそのようになってしまったのか疑問になりましたが、最後にエンジンをかけてその謎がわかりました。
クラッチ部のカバーを開けてみたら、クラッチシューがキレイに無くなっていました。
なので、金属と金属が直接擦れていた為、振動や騒音がおおきかったので、これをいくらかでも低減しようと、オイルもしくはグリスなどを塗布したのではないかと推測することができました。
今回の草刈り機は、外見に比べ内側の見えない部分での損傷や摩耗が局部的に大きかった感じがします。
なので、この機械はあまりメンテナンスされない状態で(グリスアップなど)、無理な刈り方をした草刈り機かなと思いました。(例えば小灌木などを切る時に太めの木などを打ち付けるようにして切ったり、藪などを刈る時、力任せに左右に振って切っていたなど→左側ハンドルが手前側に曲がっていた)
結果的にギヤヘッドのベベルギヤやクラッチシューの減りを早めたのではと思いました。
また、ピストンの傷については混合油の攪拌や適切なオイル量、そのオイルに適用される混合比などに問題があったのではないかと思いました。
肩掛けベルトはあまり傷んでない、また機械の外見も殆ど傷んでない。
しかし、回転部分の損耗が激しく、エンジンには傷があった。
この草刈機のメーカー発売価格を調べたら7万ちょっとしてました。
決して安くはない草刈機ですが、もったいない使い方だったのではと思います。
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